この新型コロナ感染症により多くの方の職が奪われる事態となっています。特に非正規雇用などの方にその傾向が強く、民青同盟などでは随時フードバンクを開催しています。開催するたびにどんどん食料を求める方の列が伸びている印象です。長引けば長引くほど事態は悪化しそれだけ切羽詰まった状況だと言えます。
フードバンクや子ども食堂、ボランティア活動されている方々は皆さん「自分たちのやっていることが無くなることが一番うれしい」と言います。行政がやるべきことをやっていないからやっている。目の前で必要としている方々がいるのに放置がされている。それを黙って見ているわけにはいかない。そのような思いです。
行政に求めているものはフードバンク事業や子ども食堂事業に対する補助ではなく、それらを必要としている方々への直接の支援です。そして政治が目指すところはこのような方が出ない行政にしていくことだと思います。
報道・宣伝により自己責任論が植えつけられ、公的支援に頼ることが「悪」とか「恥ずかしい」とまで感じる方が多くいらっしゃいます。
私のところへ相談に来られる方、特に若い方は「ごめんなさい」から話が始まることが多いです。「謝らないでください。当たり前の権利なんですよ」と話すところから相談を始めています。
困ったときは「困っているんだ」と大きな声で言える社会。そしてその声を挙げたときに行政や周りの方が手を差し伸べる社会。そのような社会に転換していかなくてはと思います。


騒音最大値は羽田小学校で最大85デシベル(パチンコ店内と同程度)、大森第5小学校では最大値65デシベルを測定しています。区民から「凄まじい騒音だ」「我慢できない」や、大きく見える機体に「恐ろしい、不安だ」等の声が上がっています。

良く誤解されがちですが、憲法は国民を縛るものではなく、権力者を縛るものです。権力者は憲法の範囲内でしか政治をすることが出来ません。たとえ様々な国民を縛る法律を作ったとしても憲法がそれを許しません。

東京都では石原都政以降約20年新規の都営住宅は建てられていません。そのため、立地の良い空き室には時に20倍、30倍の応募者が殺到します。「10年応募しているが当たらない」なんて話を良く聞きます。「新規の都営住宅、区営住宅建設を」と訴えていますが区は「空き室があるのでそちらの活用を優先に。補助制度を利用してください」の紋切り型の回答です。高齢者は収入の問題もあります。段々と風呂なしアパートも無くなり、高額なアパートから住まいを探さなくてはなりません。又、やはり「住み慣れた街から遠くへは行きたくない」と言うのは当たり前の感情です。これから高齢化社会を迎え益々、深刻化していくと思います。住まいは権利です。安心して住み続けられる街づくりのために引き続き拡充を要求していきます。