選挙は頑張れば当選するのか


当たり前のことですが「頑張っても必ず当選するわけではない」が答えだと思います。しかし、それだと答えが簡単すぎて身も蓋もないので、もっと話を掘り下げたいと思います。例えばですが「自分は精一杯頑張った。もう限界までやるだけやった。」と思っていたとします。それが週5日の活動だったとして、対立している候補が週6日間活動をしていたらどうでしょうか。おそらくこの活動量の差は明確に票の差として出てくるのではないでしょうか。「対立候補の〇〇さんはこんな△△をしていますよ」と言うと「自分の事だけ考えてやるべきことをやっていれば良い」と言われることがあります。または「〇〇党はこんなやり方をしていますよ」と言うと「私たちは〇〇党ではないから」と。確かにそれはそうなんでしょうけれど、選挙は80点以上取った候補者が全員当選するわけではありません。限られた議席を巡り、たとえ51点しか取れなかったとしても相手が50点なら当選しますし、自分が99点でも相手が100点なら負けてしまうのが選挙です。ですから自分のやるべきこと「だけ」をやっていたらダメだということです。特にSNSの普及によって容易に比較されやすくなりました。宣伝でも、対話でも相手を上回る活動をしないと負けてしまいます。そして自分の長所と短所を知り、相手の長所と短所を分析していったいどんな活動で・どんな場所で・どんな内容で、が効果的なのか?と考えながら闘うことは必要だと思います。もちろんその分析・戦略は選挙で当選することが目的ではなく、当選して区民の望む政策の実現することが目的でなくてはならないと思います。