8/8東京五輪が終了しました。様々な問題が発生し、ある意味「歴史に名を遺す」大会となったのではないでしょうか。五輪が開幕し、感染が拡大しました。「五輪が開幕したから感染拡大したとのエビデンス(根拠)はない」と菅首相が強弁していますが苦しい言い訳です。GoTo事業の時も同じことを言っていました。「GoTo事業したから感染拡大したとのエビデンスはない」と。しかし、一方で「県をまたぐ移動はしないでほしい」と呼び掛けているのですから人の大規模な移動が感染拡大を招いていることを政府自らが認めています。GoToや五輪開催との関連を認めないのであればなぜ、GoToの後に感染拡大したのか?五輪開幕後に感染拡大したのか?を科学的根拠を持って説明する責任があります。できないから「どうして私達ばかり自粛しなくてはならないのか」と思うのは当然です。私達が必要としているのは科学的根拠を持った正確な情報です。それを提示することなくただ「私たちの言うことを聞いてくれ」では聞けるはずがありません。特にこれは命がかかっている問題なのです。内閣支持率や菅首相の人気なんか私たちはどうでも良い。自分の保身よりも国民の命を大切にする政治。今ほど求められている時はありません。そして命を守るつもりがないのであれば軽々しく「責任政党」と名乗らないでいただきたい。