一つにひっくるめて古い政党だから考え方が古いとか、もう組織がしっかりとしているから、新しいアイデアが通りにくいとかイメージされている方もいるのではないでしょうか。一人、一人考え方は違います。もちろんその考え方については尊重されなければなりません。しかし、選挙において力を最大限に発揮しようとしたら考え方や方針をある程度一致をさせて行動するのは当たり前だと思います。政党ばかりではなく、野球やサッカーでのチームプレイでも言えることです。各々プレーヤーもやりたいことはある。しかし、チームとしての戦略があって、それを守ったうえで各々の個性を発揮させることが大切なのではないかと思います。また、方針についても様々な意見があります。思い付きで試してダメだったら仕方ない。と言う訳にも行きません。(やり直しができる余裕があれば試行錯誤しても良いと思います)
候補者を立てたら、政党は全力でその候補者の当選のために力を尽くします。お金も出しますし動員もかける。それは支持してくれている方に対する責任があるからです。そのために候補者と話し合い、演説内容はもちろんスケジュール管理、時には服装・髪型にまで言及されることがあります。責任を負っているのか否かが大きいのかと思います。スポーツでも監督や首脳陣がチームの方針を決め(選手の意見も時には聞いて)、それになかなかなじめない、理解できない選手は起用されないこともあるでしょう。政党に所属することは確かに責任が発生しますし、自分の考えはいったん脇に置いてチーム(政党)の方針には一定従わなくてはいけない。それを不自由と考えればそうなのかもしれませんが、しかし勝った時の喜びは応援席からヤジを飛ばしながら応援しているのとでは比べ物にはなりません。もちろん応援がいらないと言っているのではありません。応援はプレーヤーの力を何倍にも引き出すことがあります。好みもあるかもしれませんがフィールドプレーヤーとして闘った方が楽しさも格段ですよ。