8/8閉幕した五輪開催でこれだけ感染が広がったのですから、続くパラリンピックは当然、中止するべきです。8/5に日本共産党の倉林明子参議院議員が国会で「パラリンピックは中止をし選手村を宿泊療養施設に転換するべきだ」と訴え大きな反響を呼んでいます。現在、東京では医療崩壊が起こり入院が出来ず「自宅療養」とは名ばかりで「自宅放置」されている状態です。パラリンピックが開催されれば多くの医療施設が取られ、医師・看護師も延べ7,000人が大会運営のために体制を取らなくてはなりません。デルタ株に続き、より感染力が高いと言われているラムダ株も確認がされ認識も改めなければなりません。選手村での療養が可能になれば容態の急変に医師が対応することができます。自宅療養では医師が往診の移動に時間を取られ急変にはすぐに対応することが出来ません。「無観客にすれば良いだろう」は通用しないことが五輪開催での感染爆発ではっきりと証明されました。また、「パラリンピックはやっているじゃないか」と人流が増え緊急事態宣言の意味もなくなってしまうことは明らかです。今こそ命を最優先に。これは与党、野党関係がありません。コロナ対策を最優先にして政治が取り組まなければならないのは当たり前のこと。パラリンピック開催に固執し、更なる感染拡大を起こし、治療できない方々をこれ以上増やすのであれば自公政権の責任はより重大です。