祝・藤田りょうこ候補トップ当選


選挙中ご声援いただきました区民の皆様には感謝申し上げます。日本共産党の藤田りょうこ候補は34,328票を獲得し、2位候補に5,000票近くの差で1位当選を勝ち取りました。前回から得票は減らしましたが、投票率が過去2番目に低く下がったのと、日本共産党は前回2名から今回1名に候補者を絞りました。今回から大田区は定数が8名から7名に減ったことも大きく起因します。これまで経験のないコロナ禍での選挙で、集会が思うように開けず支持者と意思の疎通を図る困難さもありました。
大田区の都議会議員構成は改選前の自民3、公明2、都ファ2、日本共産党1⇒自民1、公明2、都ファ1、立憲1、維新1、日本共産党1との構成に変わりました。オール小池都知事与党に対抗する勢力が日本共産党の1名から立憲民主党と合わせて2名に増えたことの意義は大きいと思います。
自民党は現職2名、元職1名の合計3名で選挙に臨みましたが当選1名は大惨敗との結果でしょう。特に鈴木あきひろ都議は都連の現幹事長です。大物幹部の落選です。ここのところ自民党は「とてもその人数は受からないでしょ」という候補人数を立ててきます。誰が受かるか?よりも、互いに競い合わせ、保守票を掘り起こす作戦の様に見えます。実際、候補者からしたらたまったものではありません。(私も候補者なので気持ちが分かります)政権維持のために使い捨ての様にされたら候補者の不満は溜まり、これが繰り返されれば組織は疲弊していくのではないでしょうか。まあ他党の選挙戦略なので私がどうのこうの言う筋合いのものではありませんが。
公明党は2名当選させたのは凄いように見えますが、大田区議現職2名を辞職しての都議立候補です。つまり2年間は12名から10名に減った状態で区議会運営に当たります。また、立候補した区議の地域は2年間担当区議が居ない空白地域となります。決して無傷ではないということです。
日本維新の会が議席を獲得しましたが柳ヶ瀬参議院議員の区議時代からの強固な地盤があり、他の地域からの大量動員がされ運動量は大きなものがありました。しかし他の選挙区を見ても議席獲得できたのは大田区のみでしたから、日本維新の会自体が支持されたとは言えないでしょう。
必ず今年10月までには解散総選挙があります。東京都議選はその行く末を占う選挙として各党幹部クラスが何度も応援に入り、国政選挙並みの力を入れる総力戦でした。日本共産党は現有18から19議席へと伸ばして頂き3回連続の躍進は実に半世紀ぶり。コロナ禍で都民に寄り添い地に足を着けて活動してきたことが評価、支持されたのだと思います。
選挙が終わったら終わりではありません。選挙が終わったら選挙中掲げた公約実現のためのスタートです。藤田都議とともに公約実現のため奮闘してまいります。