現代の赤ひげ先生「持っている持っていないでは健康状態に大きな違いがあるんだよ。なんだか分かる?」


竹富島にて(本文とは関係ありません)

「持っている持っていないでは健康状態に大きな違いがあるんだよ。なんだか分かる?」大田区と同じように町工場がある東大阪で無保険の方の訪問診療に取り組んでいる先生に聞かれました。 「報道ステーション」でも取材を受け、“現代の赤ひげ先生”と報道されました。「健康保険」も確かにそうなんだけれど「友達」の有無も健康状態に大きく関わるのだそうです。お金持ちでも、友達の少ない方は健康状態は良くないと。因果関係ははっきりしないのだそうですが、友人と接することで悩みを自分の中にためないことが大切なのではないかと。  先生と話をしたのはもう10年前です。今、国民健康保険制度は限界にきており、大田区内でも3割以上の方が滞納世帯になっています。全国の知事会も1兆円の公費負担を国に求めています。 友人が多くても病気になることはあります。その時保険証がなければ受診を控えて重篤な症状に陥ることもあります。  人頭税とも言える子どもの数が増えれば増えるほど保険料が高くなる「均等割」の免除を求めて誰もが安心できる国民健康保険制度のため奮闘します。