組織票とはいったい何を指すのでしょうか。党組織がしっかりしていると組織票なのでしょうか?日本共産党はしがらみのない日本で唯一の政党です。企業献金、団体献金を1円も受け取らず、政党助成金も受け取りを拒否をしているのは日本共産党しかありません。主な収入源は党費、個人からのカンパ、しんぶん赤旗などの新聞、発行物からの収入です。元祖、市民派政党です。政党助成金については「みんなもらっているのだからもらえば良いのでは」との意見も見受けられます。しかし、政党助成金の原資は税金です。国民1人当たり年間250円自動的に徴収され、意思とは関係なく議席に応じて分配がされています。1月1日の議席状況(国会議員5名以上または前回の国政選挙で比例得票率2%以上)によりその年の交付額が決定されるため、政治信条関係なく交付要件を満たすために議員が離合集散する有様は見ていて醜悪です。そもそも、税金に頼って政党活動行うこと自体おかしいのではないでしょうか。政党助成金はそもそも「腐敗政治の大本、企業献金、団体献金を禁止する」との名目で始まったことも記載しておきます。日本共産党以外の多くの政党は2重どりを続けている状態です。
話を元に戻します。日本共産党の組織は高齢化していると言われます。否定はしません。日本全体が高齢化社会を迎えているのですからどこでも同じようなものだとも言えます。高齢化は悪いことばかりではないと思います。高齢者は体力は若者に負けるかもしれませんが、知恵と経験、そして長い年月地域とのつながりを持っています。ベテラン党員の方と地域を回ると本当に良く地域の事を知っています。「この家の次男は○○に勤めている」とか「この家の飼っている犬は○○(名前)と言うんだよ」等、驚くことばかりです。選挙の時にはもちろん、つながりを生かして投票をお願いします。当たり前ですが、強制などできるはずもありません。それを「組織票?」と呼ぶのでしょうか。私は組織票だとは思っていません。組織票と言うのは「企業ぐるみ」など本人の意思とはほぼ無縁な状態で積み上げられる票なのかなと思います。日本共産党の票は広範な市民の皆さんから集められた確固たる「自分の意思による市民の票」なのですから。