バス停に屋根とベンチの設置を


高齢化社会となり生活の足としての路線バスの需要は益々高まっています。買い物や病院へ行くのもタクシーは何度も使えません。京急バスを利用している地域の方々からぜひバス停に屋根とベンチの設置をとの切実な要望が寄せられました。実は、もう2年前から京急バスには要望を届けてきました。現在、京急バスの屋根とベンチは広告代理店が企画、設置をしています。広告が大きく出されたガラスの多いバス停屋根を見かけると思います。この広告収入で屋根の設置をしているのですが、バス停に屋根とベンチの設置をと要望したところ 「このコロナ禍で広告収入が減少し屋根の設置の計画は今のところはない」との回答でした。しかし、路線バスには公共交通機関との役割があります。経済状況によって設置されたりされなかったりを委ねて良いものでしょうか。例えば都営バスは太陽光発電パネルを乗せた屋根の設置計画を発表しました。また、町田市ではこの屋根設置をバス会社任せにせず設置費用の半額を補助する条例が制定されています。暑い太陽が照り付ける日、寒風が吹きつける日、この中を高齢者に30分近くも待たせる(時間前にバス停に来てバスが遅れてくると)のは命の危険に関わることです。命はお金に変えることは出来ません。何よりも命と、サービス向上となればバス会社にも設置のメリットはあるはずです。これからバス会社、行政にもバスに屋根とベンチの設置を求めていきます。