全戸配布は宣伝効果があるのか


日本共産党は選挙に限らず全戸配布(ポスティング)を得意?としているところがあります。私も全戸配布にはいろんな思い出があります。もちろん今でも自分の近所の地域を担当し、ビラが来れば時間を見ながらポスティングしています。全国の選挙支援に度々出かけることがありますが、まず最初にお願いされるのが全戸配布です。その地域の土地勘や選挙情勢、個別事情など予備知識なしにビラと地図さえあれば誰にでもできる選挙ボランティアです。上り坂や階段も多々ありますので体力も必要ですね。日本共産党の政策や候補者の実績はテレビや大手メディアではほぼ報道されません。それを伝える重要な手段が全戸配布となります。党員の方でも「こんな非効率のことをして効果はあるの?」など疑問が出されたりします。結論から言いますと絶大な効果があります。日本共産党は党員組織が全国にありますので全戸配布は得意ではあります。マンションのごみ箱にゴソッと捨てられているのを見たりすると心が折れるのも分かります。しかしこれは、全戸配布する前と配布した後で支持者宅を訪問してみるとよくわかります。地域に浸透していない候補者の名前を出してみると配布前後では反応が明らかに違うからです。「今度立候補を予定している○○さんです」前「あーそうなの?」後「あーはい。○○さんね。応援していますよ」の様に劇的に変わります。そもそも、全戸配布できない他党はお金を出して業者に頼みますし、ポストを覗くと常に不動産の広告、宅配ピザなど様々なビラが投函されています。最も効率化を追求している民間企業が安くないお金を出して業者にポスティングをお願いしているのですからローカルな地域の政策や地方選挙の候補者など効果は抜群だと証明している様なものです。それに代わる媒体としてツイッターなどのSNSが今後は主流となっていくのでしょうが、まだ紙での全戸配布は必要です。党組織も高齢化も進み、体力勝負のポスティングは段々厳しくなってきています。選挙で一番お願いしたいのはこのポスティングです。ぜひ、何か手伝いたいという方は地域の党地区委員会までご連絡ください。