横浜市長選挙は市民と野党共闘の勝利


8/22横浜市長選挙の投開票が行われ立憲民主党推薦、日本共産党と社民党やその他野党が支援する山中竹春候補が新しく市長として誕生しました。IRカジノとコロナ対策が大きな争点となった選挙です。林前市長が任期中カジノ推進に転換し紛糾する説明会の様子が連日報道もされました。横浜市は政令指定都市としては日本一の人口を誇ります。東京の隣接地域なのでその経済規模などは東京と一緒にされがちですが、紛れもなく東京に次いで2番目のマンモス都市です。更に、横浜市は菅首相のお膝元、地元中の地元です。自公推薦の候補小此木氏とは小此木父の議員秘書を務めていた関係で実に50年来の付き合い。しかし菅首相全力の応援でも大差をつけられて敗れました。4月の国政補欠選挙、山形県知事選挙、静岡県知事選挙、東京都議会議員選挙そして今回の横浜市長選挙と菅首相が就任してから主要な選挙では全く勝てていません。内閣発足以降最低の支持率を更新し続け、党内からも一気に辞任を迫る声が高まると思います。一度も国民の信を問うていない政権で、急遽安倍首相の後を継いだ首相ですから基盤は元々弱いものだったと思います。

野党共闘はいろんな形があります。共通の政策協定を結ぶ場合が一般的ですが、各地域で歴史や政党の力関係、今までの経緯などもあり一概に「こうでなくてはならない」と言えるものではありません。協力の仕方は様々です。別に、候補者と一緒に立つことを許されないからバカにされているなんてそんな小さいことは思いません。今回は「自主支援」との形でしたが推薦だろうが支援だろうが、私達日本共産党員のやることは変わりません。一度共産党と一緒に選挙を闘った他党陣営は驚きますよ。「自分の候補でもないのにこんなにやるんですか」と。国民の苦難軽減のため、より良い政治へ転換するために。目的はただ一つです。