なぜ日本共産党はぶれないのか


日本共産党の政治姿勢はなぜぶれないのか。これには立党の精神「国民の苦難軽減のために」があるのだと思います。そして日本共産党には綱領があります。他党と比較して質、量ともに圧倒的な内容です。綱領の改定にあたっては党大会を開く前に支部、地区委員会、都道府県委員会と大会を開き意見を集めます。党大会は全国からの参加者(代議員)の泊まり込みで行われ、4日間の長きにわたり議論されます。議論の内容はメディアにも公開され、発言もしんぶん赤旗紙上で公開されます。ここまで徹底して議論を尽くす党は他にありません。一部の幹部だけで集まって作ったものではありません。
今の政治を歴史から、世界情勢から俯瞰して観る姿勢は日本共産党ならではだと思います。そのうえで政治の根本的な問題として「対米従属主義」「経済界の言いなり」この2つの歪みが政治を真っ当なものにしていないという見解です。いろんな問題が噴出したときに、根本の2つの歪みに行きつくことが分かります。原発再稼働、消費税、米軍基地、格差と貧困、TPP等・・・ありとあらゆる問題の根っこにはこの歪みがあります。なぜ原発を再稼働させるのか?消費税はなぜ上がり続けるのか?米軍基地はなぜなくすことができないのか?等々。
私たちはアメリカ憎しや大企業憎しではありません。対等平等な関係を求めています。アメリカ言いなり、経済界からの要求言いなりではいつまで経っても私達、庶民のための政治は行われません。当面はそれぞれの関係者と一致点での共闘を目指しています。一気に社会は変わりません。少しずつ良い方向へ変えていく。そのために私たちは奮闘しています。