5月13日不況打開大田区実行員会(区内で商売を営まれている方で構成されています)の皆さんと大田区産業経済部とで懇談会がもたれました。「今の区内業者の実態を知ってもらい区として直接の支援を行ってほしい」と蒲田民商の会長より挨拶があり懇談が始まりました。
産業経済部部長からは「私の実家は町工場で、町工場が大田を支えてきたとの自負がある。コロナ対策、経済対策、生活支援などに分かれるが経済支援ではやれることとやれないことがある。緊急融資制度を増額し利子を区が負担しながら支援してきた」と話がありました。
工場を営む方、飲食業の方、美容院の方、整体業の方など様々な業者から現在の状況について悲鳴にも近い実情の告白がありました。
「昨年は持続化給付金や家賃支援金などでなんとか乗り切れたが自粛などで先が見えない」「直接支援がなければもうこれ以上は無理だ」との悲痛な訴えがありました。
産業経済部からは「今現在は直接給付は考えていないが、皆さんからお話があったことは区長へ伝える」との話に「今必要なのは行政の直接の支援だ。コロナ後のことなんか考えられる余裕なんてない」と参加者の皆さんの語気が荒くなる場面もありました。
菅政権のコロナ対策は完全に失敗しています。感染者は増える一方で、ワクチン接種も進んでいません。そしてオリンピック開催にだけは固執し続けています。これでは、今必死で頑張っている業者の皆さんに対して「頑張ってください」と言っても響くことはありません。業者がつぶれてしまってからではコロナ後の世界は展望できません。私も引き続き区内業者の方々に連帯し声を挙げていきます。