バス停に屋根とベンチの設置を求めて署名と陳情を提出しました


大田区内はJR蒲田駅の東側は京急バス、西側は東急バスとの区分けがなんとなくされており(明確な取り決めはないと思います)一部独占状態となっています。京急バスのバス停に設置されている屋根(工作物なので正式には上屋)とベンチは現在、フランス資本の広告代理店が設置をし、施工費はその広告収入で賄う形式を取っています。京急バスに設置の申し入れをしたところ「コロナ禍での広告収入の減少」を理由に当面は設置の予定はないとの返答でした。民間企業に任せてしまうとどうしてもその時の経済状態に左右されてしまいます。今回の場合は需要ではなく広告収入減少という、利用者とは全く関係のない理由です。バスは公共交通機関としての役割を果たしており、そのバス停での処遇改善は行政と無関係とは言えないと思います。特に禁煙はどこでも高齢化が進み、車に乗らなくなった高齢者の需要は益々高まっています。ご高齢の方は乗り遅れないために早めにバス停に来る傾向があります。1時間に3本(20分間隔)なら予定時刻の15分前に来て、バスが15分遅れてきたら30分は炎天下や寒風の中待たなくてはいけません。できるだけバスの待ち時間を快適に過ごせるように。町田市ではバス停の屋根とベンチの設置をした民間のバス事業者へ設置費用の1/2を補助する条例をつくり設置を促しています。大田区のバス事業者への補助を求めて陳情と405筆の署名とを合わせて区議会へ提出してまいりました。少しづつ暮らしやすい大田区へ。