文化の日に文化芸術を


11月3日は文化の日です。下丸子にあります区民プラザにて元前進座におられた嵐圭史さん主演の舞台を鑑賞してきました。鑑賞というか、大道具の搬入、搬出と受け付けも手伝いながら。なんだか夏から、選挙・選挙の日々とコロナ感染症の感染拡大の中で観劇の機会はしばらくありませんでした。文化芸術に触れていないと心が寂しいものになっていく様な感じがします。日々の忙しさに負けてしまうと心が寂れていきます。欧州では観劇が消費税の課税対象から免除となるほど人々の生活になくてはならない「生活必需品」という感覚があります。しかしまだ日本にはこの感覚はありません。経済効率最優先の社会では切り捨てられる分野になりかねません。特にこの文化芸術部門を敵視してきたのが大阪維新の会です。「無駄なもの」とレッテルを貼り攻撃してきました。伝統文楽を「退屈なもの」とし、大阪フィルも「無駄なもの」として予算をカットしました。文化芸術はつぶしてしまったら復活は困難です。自分が観て「面白くないから」との理由で補助金をカットする。衰退させる。このような手法が有権者に受けるのであれば、未来はギスギスした暗いものとしか思えません。