野党共闘は実現できるのか


「野党共闘は実現できるのか?」他党あってのことなので私がなんとも言えないところではありますが、政権交代するために他に何か別に方法はあるのか?との疑問です。前回、衆院選時「希望の党騒動」で「安保法制に反対する派閥と共産党排除」は国民から支持されないことがはっきりしました。もっと政権交代のために他の選択肢があるのであればそちらを選択すれば良いのでしょう。野党がバラバラに闘って喜ぶのはいったい誰なのでしょう。このまま自公政権を続けさせて良いのでしょうか。それとも、今回の選挙は見送って次の選挙にかけてみるのか?その次の選挙でチャンスは必ず来るのでしょうか。今、コロナ禍の中で政権に対する信用は大きく失って、菅政権の支持率は過去最低を更新続けています。菅首相が頼みのオリンピックでも警告を無視をして開催したことで感染が爆発、支持率は回復せず自公政権は四面楚歌の状況です。そして、皆がコロナ対策を真剣にやってくれる政権を望んでいます。

8年前の羽田お祭り

日本共産党が「次の選挙で政権交代を実現する」と訴えたのは私が入党した期間(約24年)の中では初めてだと思います。今までの選挙では自民党が続く前提(そう見られていた)でお灸をすえる意味で「今度ばかりはぶれない野党の共産党」と言っていました。しかし次の選挙は違います。菅政権と自公政権が行き詰まってダメなことはみんな分かっています。しかし、積極的に政権を変えようといううねりにはまだなっていません。有権者は野党の本気度を見ているのだと思います。自民党の支持率は30%程度ですが支持の1番多い理由は「他に良いところがないから」これが自民支持の4割を占めています。つまり槍が降っても選挙に行くという積極的な自民党支持層ではありません。野党共闘に魅力を感じなければ、自民党にも入れない、選挙に行かないだけとなります。魅力的な共通政策を掲げ、「こんな明るい展望が開けるんだ」と示さなければ有権者には支持されないでしょう。
もう時間はありません。腹を括って野党共闘の大きな塊となって、魅力的な政策提案協議に入らなければ今後、有権者からは「万年野党」とひとくくりにされて、そして政治に対する信頼はずっと失われたままになってしまうのではないでしょうか。私達、日本共産党の腹はとっくに固まっていますよ。