日本のジェンダーギャップ指数に思うこと


日本のジェンダーギャップ指数(性別格差)は世界の中では153ヵ国中120位(2021年)と大変低い状態です。自民党政権は「女性活躍社会」を謳いながら格差は益々拡がっていることが明らかとなりました。特に政治分野での遅れが顕著です。女性議員を増やすことは政党の義務だと思いますが、候補者を取り巻く周りの意識や環境を大きく変えていかねばならないと感じています。
女性が候補者になると夜のつどいなどで「子どもは今どうしているの?旦那さんのご飯は?」とほぼ必ず聞かれます。男性候補なら、まず、こういった質問はされません。さらには「票ハラ」(1票をちらつかせて無理な要求をする)や「セクハラ」「パワハラ」なども。女性で候補者になる方がいなければ当然、女性議員も増えません。日本共産党は綱領に「ジェンダー平等」を書き込みました。もちろん女性の地位向上はずっとうたっていましたが。東京都議会議員18人のうち13人が女性議員です。実に比率は72%。(2021年5月段階)他党との差は圧倒的です。日本共産党全体で「ジェンダー平等」の実現を目指し、学習を重ねているからこその女性議員の多さなのです。